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そんな時、中島みゆきの歌を・・ファイト [コラム]

  暑い夏も過ぎ、元気になるかと思いきや、やって来たのは物憂い怠さです。

まるで空気の抜けた風船のようで、空へ飛び上がることも出来ず、かといって地面に足を着けるわけでもなく、心もとなく漂っています。

このアンニュイ感が秋の訪れなのでしょうか。

夏の間、暑さに負けじと頑張った身体は、急に過ごしやすくなると、まるで、つっかえ棒を失ったように、おっとっと状態になっています。

 そんな時なので、この歌を聴いて元気を出しています。

小説ももう一踏ん張り。そして次回作へと突き進んでいきたいのです。

人知れず、何かを目指して奮闘されている方は是非、この歌をお聴き下さい。

きっと、力が湧いてきます。

中島みゆき、ファイトです。以下のアドレスで直行します。

 http://www.youtube.com/watch?v=G-ga8SfbtEo&NR=1


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英会話と瞑想 [コラム]

 小説も一区切りつき、11月は応募用に訂正、編集作業を進めようかと思っています。まぁ、ホントに我ながら書いても書いても上達せずため息が出ますが、それでも書かないよりはまし。僅かでも良くなっているはずだと言い聞かせています。

 それまでの間は、ちょっと他のことをやってみようと思い、まずは長年の課題の英会話学習をスタートさせようかと考えました。

ネットで調べると、教材の多いことに驚きました。大半は、聞き流すだけでペラペラ話せるようになる。口から自然に英語が飛び出してくる。努力しなくても良い。時間も必要ない。など、怠け者の私には魅力的なプレゼンばかり。

 その中の一つを購入してスタートさせようとかと決心しかけたのですが、ちょっと待てと、ブレーキがかかりました。余りにも簡単すぎるのです。

 そんな簡単に英語がペラペラになるわけがないだろう! この宣伝文句は誇大広告じゃないかと疑い始めたのです。

クスリなら、この病気が治りますと宣伝すると、その効能に嘘があれば法により罰せられます。

では、英語教材はどうか・・・・仮にペラペラにならなくても、それは使用者の責任で、おとがめナシ。つまり宣伝し放題でしょう。

 甘い言葉に惑わされてはいけない。聞き流すだけでペラペラ会話が出来るようになるはずがない。多少聞き取りは出来ても、教材で聞いた単語やフレーズくらい。口をついてでるのも、教材で聞いたフレーズくらい。

 おそらく、実際には余り役に立たないのではないか。

 やはりある程度、体系的にコツコツ勉強する方法をベースにしないとだめなのでは考え、しばらくは見送りと決定しました。

 やはり怠け者です。

 

 もう一つやり始めたというか、まぁ、再開なのですが、瞑想です。眠りながら行いますが、完全には眠ってしまわない状態で 行います。

 これが面白い。以前とは明らかにステップアップしているのがわかりました。以前難しかったことがなぜか簡単にできてしまったりと、その違いに驚いています。

 内容は、知らない人が聞くとかなり怪しい響きになってしまうのですが、体外離脱や、スピリチュアルなことです。瞑想中に起きる出来事は、全て自分の頭の中の出来事と思っていますが、それでも面白い。

 これはもしかしたら、魂のガイド・・・・的な存在? と思われるような何物かが閉じた視野の中に現れたりします。脳内の出来事であり、もしかしたら夢を見ているのかも知れませんが、そうだとしても興味深く面白い世界があります。

 体外離脱も脳内の出来事であるにしても、それにしてもからだが浮き出す瞬間はわくわくします。

 それに、もしかしたら、脳内以外の出来事である可能性もあるわけですし・・・・・

 まぁ、しばらくはそんな世界を楽しんで過ごしたいと思っています。

 なので、次回作はしばらく保留状態になりそうです。

 

 

 


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瞑想 [コラム]

 ここのところブログにはご無沙汰をして、応募原稿の校正と、瞑想を楽しんでいます。

正直なところ、原稿の校正など、面白いことは何一つありません。まるで、祭りの後の片づけや、掃除をやっているような気分です。もう既に自分の中では終わってしまった話なのですから。

 まぁ、きっと私が上達しないのはこれが一番大きな原因なのでしょう。振り返ったり反省するのが大嫌いなのです。

いつも前を見て進んでいれば気分がいい。なんて言うとかっこよさそう? ですが、いつかけっつまずいて転んでしまう。

 オチはそんなところでしょうか。

 

 校正はつまらないのですが、瞑想がめっぽう面白い。一週間ほどは身体がふわふわ浮き出す感じを楽しんでいたのですが、次の一週間は不調でなぜか出来なくなってしまいました。

 その代わりと言っては何ですが、夢のようなものを2回見ました。

一回は前回のブログで書きましたが、何物かが現れたのです。余り詳しくは書きませんでしたが、目の前3メートルほど先に白いぼんやりした人の姿が三人。顔立ちがわかったのは真ん中の一人だけで、彫りの深い外国人のようだと感じました。

それほど鮮明に見えるわけではなく、何となく外人のようだなぁという印象でした。

しばらく見ていて、「お爺ちゃんだ!」と、わかったというか、そういう印象が飛び込んできたような感じ。ひらめきのような感じというか・・・・まぁ、突然そう感じました。中2の時に亡くなり、夢に見たことは今まで一度もありません。

 夢自体もほとんど見ることが無く、見たとしても、何か夢を見たような気がする・・・程度の記憶しか残らないのが今までの私でしたので、それほど鮮明に夢の内容を覚えていること自体が珍しいことでした。

 ちなみに、本物の祖父はバリバリの日本人顔で、外人ではありません。どうして、外人を見て祖父だと感じたのか不思議です。

 次は昨夜でした。布団で仰向けになっていたのですが、突然初老の男の人の顔が、私の顔の横30センチほどのところに現れたのです。まるで肩を寄せているような位置関係です。私は男の横顔を見ているのですが、男は少しだけ顔を私の方に向け、視線は前方です。

そして一言、「お前は大丈夫だ!」・・・志村じゃあるまいし。

そう言って微笑む感じでした。

一体、何が大丈夫なのか知りたくて、幾つか質問をすると、その度に「大丈夫だ!」と答えてくれました。

覚えているのはそれでだけなのですが、まぁ、悪い気持ちはしないし、心は安心と自信で満たされたような気がしました。

 ・・・・やはり見たことのない顔でした・・・・志村けんなら笑えたのですが。

  2回とも瞑想中だったので、夢か幻覚か願望か・・・・まぁ、そんなところでしょうか。いずれにしても、目覚めてから気分が良く、元気になれるのだから、夢にしても何にしても、悪い瞑想ではないようです。

 まぁ、些細なつまらない余談でした。

 


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♪ 頑張ってから死にたいな ♪ [コラム]

 小説「恋なんて理不尽な夢」・・・最後には全ての世界を統合するつもりなのですが、さてその道筋はどうなっていくのでしょうか。なにせ、小説の主人公が昏睡状態なんですから………。

全ては精神世界の話とも言えるし、違った生命観の世界とも言えるし………

この現実とて、もしかしたらその精神世界の一つなのかも知れませんし、宇宙という大海に浮かぶ小さなあわ粒のようなもので、似たようなあわ粒がいくつもいくつもあったりする………

こんな訳の分からないことを考えていると頭がクラクラしてきます。

 話は変わりますが、最近、朝の出勤中、歩いているときに頭に聞こえてくる歌があります。日常ではほとんど聴くことのない曲です。

こんな歌詞が聞こえてきます。

「頑張ってから死にたいな、頑張ってから死にたいな」

別に死にたいとか思っているわけではありませんが、私の右脳だか、左脳がきっと聞かせてくれるのでしょう・・・・励ます意味で。

仕事がきついとか、そういうことでもないのですが、でもきっとどこかが疲れているのでしょう。

全く先が見えず、夢や希望を持ちにくい時代です。二十年後には男性の三分の一が単身所帯で、無縁社会を孤独に彷徨うことになるだろうという予測もされています。自分で命を絶つ人も増えています。悪い予測は幾らでも出来ます。

私は頑張るという言い方は余り好きではありません。自分の意思に反して無理をするという印象だからです。だけど考え直しました。世の中の動きは意思に反することばかり、その中で生きていくにはどこかで無理をしないと生きていけない。だから頑張るのです。

こんな時代だからこそ、夢とか希望という言葉を大切にしたいと思ったりします。

久々にちょっと・・・恥ずかしい。

曲はここから直行です。

http://www.youtube.com/watch?v=itnQMJFRzAI&feature=related


タグ:中島みゆき
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他人事 [コラム]

 目を覆うような映像を茶の間で、暖かい飲み物を口にしながら見ています。湾岸戦争の時も、ミサイルが飛び交い都市を破壊する映像を茶の間で見ていました。

 昔、ナホトカ号が座礁し越前海岸に原油が漂着しました。海好きな私は他人事とは思えず、原油除去作業のボランティアに参加しました。少しでも自分に関わりや関心のあることなら具体的に行動することができます。

 そうでなければ、次々と報道される悲惨な映像をため息をつきながら見るだけです。まるで他人事だし、事実そうだからです。

今回の地震では、我が家(東京)も毎日揺れているのですが、それでも他人事のように思っています。まだ建っているからです。だけど、東京もいつどんな状況になるのか一秒先も分かりません。

 

 これを我がことと思えないのは、何かが痲痺しているのかも知れません。

 ボランティアに行ける状況になれば行こうと思っていますが、しかしその間に東京に災害が発生すれば・・・と思うとなかなか行動出来ないし、まだ被災地の受け入れも整っていないようです。

 できるのはお金の支援でしょうか・・・・でもそれほど家計に余裕もありません。できる範囲で小さくてもいいから出来ることをしようと思います。

 ヤフーホームページの一番下に、「ヤフーからのお知らせ」があります。

そのページから壁紙を購入すると代金は義援金となります。またヤフーポイントを義援金として寄付することも出来ます。

Tカードのポイントも寄付することが可能です。

 私に出来るのはそのくらいですが、取り敢えず壁紙を買って、ポイントを寄付します。

 これは自己満足に過ぎません。座って指を動かすだけですから・・・後は美味しい食事と暖かい寝床が待っているのです。

被災された方と同じように感じたり苦しんだり出来る人・・・・そんな風になりたいのですが、今の私はまだ他人事です。

このようなとき、「冥福をお祈りします」・・・・・・・という言葉をよく使います。簡単に使っているように思います。

それ以外の言葉がないというのは分かりますが、でも何も伝わらない・・・・何をどのように祈っているのか、祈った後にどんな行動をするのか・・・・

祈るというのは、何かしらの行動を伴うものだと思います。行動がなければ何も祈っていないということで嘘になります。

まぁ、少し言いすぎかも知れません、気持ちだけでもいいですね。そう、気持ちだけでも十分だと思いましょう。

まだ私には行動する自信がないので、こんなご託を並べているのです。

はぁ、今日もため息です。

 

グーグルで日本をみると、まさに崖っぷちに建っているのが日本です。太平洋プレートとフィリピン海プレートに押されいます。

世界の地震エネルギーの10パーセントが狭い日本の国土に集中しています。それだけ日本は特殊な場所にあります。まさに砂上の楼閣と言える状況です。平野部は海岸沿いに多く、そこに住むしかありません。山間部は断層も多く山崩れや火山などのリスクがあります。

 このような立地条件の特殊な場所に住んでいるのなら、もっと違った発想で国作りをしてもいいように思います。それがどんなものか私にはよく分かりませんが、少なくとも今の国の運営方法は違っているように思います。

 それにもう一つ思うのは、政府や行政の発表を疑ってしまうのです。核問題では今まで何度も事実を隠されたり、誤魔化されたりしたからです。

政府や行政の発表することが一番正しいと信頼出来るようになって欲しいのです。

 



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安全 [コラム]

 感覚が麻痺しているように思います。日々の報道や行政の発表は、健康には問題ないと言い続けています。

確かに当面の影響はないかも知れませんが、長いスパンで考えるとそう言い切れるのか疑問です。

いたずらに危機感を煽る必要はありませんが、しかし私は正しい情報に基づいて、安全かそうでないかの判断は自分でするべきと思っています。当然ですが・・・・。

 そのためにも正確な情報が欲しいのです。

日本人は暴動もパニックも起こさず冷静に行動して立派だと海外から賞賛されていると言うことですが、私は決っしてそうは思いません。テレビが安全だと宣伝し、まわりの人もそう言っている・・だから自分も安全だろう、皆と同じだから大丈夫。

これは都市部での停電や電車地獄、また原発報道に関する話で、被災地の皆さんのことではありません。

被災地の方々の姿は本当に立派だと思っています。自分だったらきっとやけを起こしたり、自暴自棄になって自分を真っ当に保つことは出来ないかも知れません。それなのに黙々と片付けをしていたり、自分の家族の安否も分からないのに、人の為に動いている人をたくさん報道で見ました。とても自分には真似出来ないだろうと思うことばかりでした。

 

私は原発も、地震も怖くて仕方がありません。崖っぷちの心境です。外国の方が母国に逃げるように出国するのは当然です。

 治安と秩序と経済のことを考えると、今の対応で仕方ないのかとも思いますが、でも何か変だし、おかしいと感じます。

 何かが痲痺しています・・・もしかしたら、痲痺させられています。

私は自分の感覚や勘を研ぎ澄ましておきたいと思っています。

 

 

 

 

 


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What A Wonderfull World [コラム]

 被災地では辛い状況が続き支援も十分ではありません。

駅前では、十円でも五円でも一円でも構いません、募金にご協力をお願いしますと若い人たちが声をからしていました。

私はiPodでサッチモを聞いていました。目を閉じると目の前に津波で跡形も無くなった入り江が見えました。

 

私は津波前の入り江を想像しました。入り江の浜に、天橋立のような松並木がありました。

きっと美しかったに違いありません。

美しい入り江をもう一度取り戻せますように。

そして歌のように思える時が一日も早く・・・・来ますように。

良かったら聴いてください。サッチモの 「What A Wonderfull World」です。

ここから直行です。

http://www.youtube.com/watch?v=OjIkDK0w2fk&feature=related


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ブルサーマル [コラム]

 なんか変

ヤフートップページに

「作業員内部被曝(NHK)」 との見出しを見つけてクリックしたが繋がらない。そして数分すると、

「作業員やけどと同様の治療へ」 と、変更されていた。報道ミスかなとも思ったけど、何か気になる。

というのは、作業員が被爆したのは3号炉関係で、他の原子炉とは別格なのです。何が別格かと言えば、

3号炉はブルサーマルといい、燃料にプルトニウムを混ぜているのです。外国では危険なのでほとんど使われていないようです。

だから、危険度は他の原子炉とは桁違いのはずです。重要なことなのにあまり報道されていないのも気になります。

政府も出来るだけ正しい情報を流そうと努力しているように見えますが、それでも不十分です。

悪い方向の可能性にあまり言及しないのは分かりますが、でもそれは違うと思っています。

両方を言うべきです。その上で、どの程度のリスクまで許せるかは自分で判断したいのです。

今の状態ではいたずらに想像力を働かせてしまいます。

ブルサーマルの危険度を正しく知りたいと思います。調べれば調べるほど恐ろしくなります。


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メルトダウンに口を閉ざす。 [コラム]

  今日も報道や東電の発表に苛立ちがつのりました。

状況はかなり厳しく、メルトダウンの可能性が以前とは比べものにならないほど増したように思うからです。

発表では、炉心由来のという説明をしていましたが、炉心から出てきた高濃度の放射性物質のことです。

報道では燃料の一部が溶け出した可能性が高いと説明していました。

これは、今まで懸命に取り組んできた放水や注水の効果がなく、炉心の温度が高くなったことを意味します。

(プールへの注水が目的で、放水で炉心冷却はできない)・・・だからプールについては効果は多少あったかな?

そして今は、近づくことも出来ない。頼みの綱である冷却ポンプを動かすことが出来ない。

炉心の温度は今も上昇を続けているのでしょう。この点については言及を避けているように思います。

一週間前はメルトダウンと言う表現をどれほど聞かされたでしょうか。そのときは、あり得ない想定として話していたように思います。

だけど今は、あり得る目の前の現実のように思います。

なのに、報道も東電も、メルトダウンと言う表現を使わなくなりました。どの局もメルトダウンという表現を使いません。

打つ手がない状態でメルトダウンが忍び寄っているのに、そのことに誰も触れない。

3号炉については炉心冷却の準備さえしていない。(2号炉は準備を整えているのに)

この違いは何でしょう。

3号はプルサーマルだから2号炉のようには出来ないと判断しているのだろうと推測しています。

情報がないので推測するしかないのです。

水とか野菜も大事ですが、今はメルトダウンの危機についてきちんと説明すべきです。

何も知らされないまま、高濃度の放射能が拡散しています、避難してくださいでは遅すぎます。

最悪の場合は、溶融した燃料が格納容器に落ちて水蒸気爆発を起こし、放射性物質が拡散します。

そうでなければ炉心の底が抜けてやはり放射性物質が拡散します。

その場合のリスクを正しく理解しておくことが、パニックを防ぐ唯一の道だと考えています。

当然リスクは高くなりますが、許容出来るリスクもあります。人それぞれ許容範囲は違っていいのです。

報道各社も東電も政府にも、ポリシーのようなものを感じないのです。

もっと言えば、覚悟が出来ていないのかも知れません。

毅然とした覚悟がないから、国民になんら信用されないのです。

東電で戦っている現場の人たちの名前を知りたいです。おそらく自分の命を省みない覚悟をされている方々と想像します。

不眠不休で取り組まれていると思います。東電の上層部と大違いです(そんな風に感じます)。

今日は報道に対する苛立ちが募りました。どこか間違っている。おかしい。

何かが大きく間違っている。

はぁ・・・・正確な情報をリアルタイムで伝えて欲しい。

原発では今何をして、何を考えているのか、何と戦っているのか・・・・

でも・・・・・この次、報道でメルトダウンと言い始めたら、本当に目の前に迫っているのでしょう。

プルトニウムと言い始めたら、プルサーマルに危機が迫っているのでしょう。

すべて私の思い込みと、取り越し苦労であることを願います。


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捨て駒 [コラム]

  今日の報道には、呆れ、怒り、哀しさ、いきどおり・・・・様々な感情がわき起こりました。

原発の最前線で作業をする人たちにアラーム(放射能検知器)が装備されていなかったことです。作業グループのリーダーに一つでした。

敷地内では、どこにどんな危険があるか分かりません。 リーダーと一歩離れれば危険な数値になることもあるし、積算量も分かりません。そのような状態で作業を強いられていました。

ご存じのように、食事は一日2回で、そのうち1回はクッキー程度です。着替えもなく満足な寝具もありません。

人間軽視、生命軽視も甚だしい事態です。まさに、東電の体質、権力の本質を見た思いです。

現場の混乱状態は想像を絶するものがあり、素人が軽々に発言出来ることではありませんが、それでも酷すぎます。

いかなる状況であっても、現場の最前線で働く人のことを最優先で考え守らなくてはならないはずです。

そのことに思いを巡らす人が誰も居なかった・・・・悲しいことです。

高い賃金を払っているからいいだろうとでも思ったのでしょうか。

思い上がり、おごり、何の為の上層部、幹部なのでしょう。

もっとも大変なところを注意深く見つめているからこそ幹部なのです。

それも出来ないで、自己保身ばかり考えているのはただの世渡り上手なだけです。

それは必ず足元をすくわれるときが来ます。

今、東電はある意味、絶対的弱者になっています。

私はそのような絶対的弱者を叩くのは好きではありませんし、してはいけないと思っています。叩く側に負けはないからです。

ただし、事実をを明らかにすることは必要です。

だけど、このケースについては厳しく叩く必要があると思っています。許されることではないと思います。

あぁ、あまりのことに気持ちが昂ぶってしまいきりがありません。

原発に限らず、一番底辺で頑張る人をどうやって守るか、そこに集団なり、組織の真価が問われるように思うからです。

今回の例は太平洋戦争の特攻隊と同じ、捨て駒のように扱われたと思いました。

いつものように私は、暖かい安全な場所で喋りすぎたようです。これも自己嫌悪です。


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